設計事務所としてできること

2019年5月

  • 2019年5月27日

    5月というのに猛暑日が続いています

     

    もう、衣替えの常識として守ってきた約束事も変えていくべき時を迎えていますね。

    私が着物のあれこれを学んだところでは、5月は着物を袷(あわせ)・長襦袢を単衣(ひとえ)と習いました。

    間違っても、着物を単衣にしたり、夏物の長襦袢を着てはいけませんよ と。

    日本は縦に長い国ということもありますし、着物は‶着る物” 心地よい快適なものであるべきだと思います。

    10年以上前から、着物を着ることの多い人たちがルールを変えていかなきゃね!と教室でお話していましたが、あまりに暑い昨今、自然にそのような流れになってきて嬉しいです。

    着物の衿合わせは普段きっちり目にしていますが、気温が30℃を超えた日などは、首から指一本分だけ離して着ています。

    たったこれだけでも、結構体感が変わります!

     

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    因みに普段、衿をきっちり着ているのは、首や肩回りが貧弱だから・・・・です。

     

    暑くて ‶着物を着てお出掛け” の回数が減ってしまう季節の間、室内で着物生活を楽しめる行事を計画中。

    そうそう、最近は『イベント』っていったほうが参加しやすいそうですね。

    ☆ 着物に関するもののフリーマーケット

    ☆ 着付け教室体験 ゆかたのワンデー講習会

    ☆ 恒例の着楽ゆかたまつり

    それから、7月にある民家園通り商店街のお祭りの日にゆかたの着付けを格安でしてみたり・・・・しようかな

     

    小さな教室を隠れ家的にしていますが、たくさんの人に知っていただけたらと思います。

    やっぱり着物っていいですよぉ~と暑さにめげずに伝えていきたいと思っています。

  • 2019年5月6日

    令和という時代が始まりました。

    新しいことを前にすると期待と不安が交錯するのは、元号が変わることでも起きる感じがします。

    平成がどのような意味を持った時代だったのか、令和はどのような時代になるのか…などメディアでも様々言われていますが、私は昭和も平成もそして令和もかわらず、毎日を送っていくだろうと思います。

    ただ文明や科学が進むのは必然でも、人は自然によって育まれている生命だということが置き去りにはならない優しい気持ちで過ごせる未来になってほしいなぁ~と思っています。

              梅       

    さて、改元にともなう大型の連休も明日まで。世の中がお休みの時ほど忙しい方々は大変だったと思います。お疲れさまでした。

    着楽はといえば、ぽつぽつと入っていたレッスンをしながら、着物の整理や片づけをしておりました。しばらくぶりに昔、着付けの仕事をするために作ったエプロンのあまり生地が出てきました。

    このエプロンといえば、つい先日、インスタグラムに記事を投稿したばかり。

    インスタグラムをご覧にならない方にも伝えたくて再び登場させます。

    このエプロンはカーテン地で出来ていて丈夫!

    一般的に、着付け師が何人もいる現場はモノトーンでちょっと暗い印象になりがちのところ、あえてナチュラルカラーを使っています。

    着付けに使う小物を収納しやすく、クリップを止めても生地がへたらないように芯地を入れたり、輪ゴムなどをポケットに入れても落ちにくいようにポケットをふた付きにしたり、自分仕様の使いやすいものを作りました。

     

                  

    AIに取って代わられる仕事ではないと思うので、これからも沢山の方に着物を着る楽しさや嬉しさを伝えられる着付けをしていきたいと改めて思う今日この頃です。