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2024年8月16日
残暑お見舞い申し上げます
とにかく暑い夏、命にかかわる暑さになった日本、皆さま水分補給して乗り越えましょう!
この暑さの中でも、着付け教室では着物を自分で着たり、人に着せたり、ボディーに着せたり(他装になりがちなので!)しています。もちろん、エアコンあってのことですけど。
夏物の透け感は涼しげで、実際に袷に比べればだいぶ軽くて涼しいです。とはいえ、猛暑にきものを着て出歩くのはしっかり?暑く、汗をかいた後のお手入れも必要で・・・首筋を保冷剤で冷やしながら歩いたり、長襦袢の首回りをちょっと多めに開けて着たり、涼しいと言われる肌着を着たり、帯枕を使ったりとそれぞれに工夫してお出かけされていることでしょう。
温暖化がどこまで続くのか?と思いますが、着るものも、着る時期も変わってきて当然の気候ですね。きものの着方といえば、重ね着ですが、今後、気温に合わせて着る枚数を調節する形になっていくかも・・・
夏物の透け感が大好きなので、もう少し暑さに負けずに夏きものを楽しみたいと思います😊
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2022年2月6日
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2022年2月6日
早くも、2022年になっていました。
一昨年の秋からプライベート(マンションの理事長になった!)で多忙を極めました。
おそらく責任感と凝り性が人より強いので、本業の大切な『着付け屋 着楽』のことを発信する時間がとれないほどに、我ながらがんばりました。ようやく、3月の定期総会をもって任期満了となります。
やっと自分が本来いるべきところに帰ってきた気分です。
コロナ禍を受け、2020年は着付けの仕事が激減。稽古を見合わせる生徒さんもたくさんいらっしゃいました。そのまま2021年の多忙な生活に入りました。
そんな中で、稀に入る着付けや教室の仕事がありがたく、愛おしく、そして楽しく、自分にとってどれだけ大切なものか再認識しました。
着楽を始めて今年で、20年目。20年分の歳は取ったけど~これは致し方ない~20年分、着付けの技術と教室で生徒さんにお伝えするすべを積み重ねた貯金は出来ました。
子育て中に、無我夢中で着楽を運営してきたけれど、子供は4月には社会人になって巣立ちます。
☆ 今の自分に着物を通して提供できること
☆ 世の中の空気や流行だけに流されず、着物を着たい人、着付けをしたい人の必要としていること
☆ 着物を身近に感じてもらえるための方法
これらを見直して、作っていきたいと思っています。
どうぞこれからも 着楽とお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
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2021年1月23日
久しぶりの投稿です。コロナ禍の中、2020年が暮れ2021年が明けていました。
今月7日には2度目の緊急事態宣言がでて現在進行形・・・
着付け教室は2~3人までの少人数でのレッスンですので、感染対策を強化して継続しております。
ただ、医療関係者など感染予防のためお休みされている方はいらしゃいます。
着付け教室は不要不急なのは確かです。
そんな中、成人の日がありました。
ここ川崎市は12月の初めにオンラインでの式とし、出席希望者は登録制になりました。
着楽で振袖のご予約をいただいていた新成人の方々はキャンセルもなく、全員お着付けさせていただきました。
式に参加されない代わりに、幼なじみと写真を撮ることにした方、ご家族と過ごされることにした方、それぞれ工夫してこのコロナ禍でも素敵な1日とされたようです。
式に参加しないで時間ができたからと、ご両親への感謝を伝えるサプライズを計画されたお嬢さまもいらして逆境でも何が大切かを見極めて行動される姿に心動かされました。
これからの人生も前を向いて歩んで行かれることでしょう。コロナ禍がたまたま二十歳の時期と重なってしまったけれど、きっと先々、幸せがたくさんあることと思います。
どうぞ皆さまが健やかにお過ごしくださいませ。
今年は、着付ける身にもどうにも感慨深くて、身内でもないのに涙腺が緩みそうになっていました。
新成人の方々の着物姿はやはり良いものですねぇ。
ご利用ありがとうございました。
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2020年11月4日
今年は早い!という声があちらこちらから聞こえてくる今日この頃です。
マスクをしてする教室も何だか当たり前になってきちゃいました。
それでも着楽に足を運んでもらって、稽古ができることがやっぱりありがたいなぁと思います。
皆さんそれぞれ、その日の課題や目標
腰ひもの位置確認 とか
帯枕を背中にぴったりつける練習 とか
変わり結びを覚える とか
コーディネートを色々試す とか を意識して稽古しています。
動きを印象付けて覚えるためにキーワードはちょっとくせのある言葉で伝えてみたりして・・・
そして、手が勝手に動くことが最終目標なので、着楽ではおしゃべり推奨!
稽古の終わりに、今日も楽しかったと言ってもらえることが多くて、次もそんな時間を作れるようにしようと思わせてもらっています。 もちろん、着付けもしっかり伝えていきますよぉ!
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2020年10月10日
神無月・・・今年はいつにまして時間が早いと感じていらっしゃる方が多いように思います
着楽も何やら時代の流れにのってオンラインレッスンなどはじめてみました
春先の自粛期間からすでに教室の生徒さんのうち希望する方々とは行っていました
が、世界中につながるオンライン、もっと遠くの方々とも繋がってきものを楽しむ人が増えたら嬉しいなぁと、発信を始めました。
はじめましてからのお付き合いの方々とのレッスンなので、分かりやすいように改めて、オンライン向けの内容を作り、諸々準備をしてみました
ご興味がございましたら、教室案内のページからどうぞご覧になってください
内容はきものの基本をお伝えする ☆ 和装講座 ☆
自分で着られるようになりましょう ☆ 着付け実技講座 ☆ のふたつあります
広く、教室をご紹介するにあたり、伝える側も気を付けたいと思っていること
きものの着方にもいろいろあって、このあたりではややすっきり目のいわゆる関東好みの着かたです
武家の文化と公家文化のちがいともいわれていますが、関西はゆったり、雅にたおやかにお召しになるようです
日本は小さい国ながら、あなどれないのはこの各地の文化・慣習・好みですね
机上の知識だけでは足りないことも多いと思いますので、ご一緒に学ばせていただけたらと思います
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2020年9月23日
こちらを見てくださってありがとうございます。
自分のことについてつらつら書き綴るなんていうことあまりないことですが、着楽に興味を持ってくださったとき、レッスンを受けるなら、どのような人物が教えているのか、お着付けを検討中ならどのような着付けをするのか、気になるところだと思います。
その手がかりのひとつになれるよう、少しお話してみます。といいつつ長文になりました。
小さい頃は、空想好きの引っ込み思案なこどもで、不思議なことに幼いころからとてもきものが好きでした。
幼稚園のころに描いたのはドレスでなくきもの姿のお姫さま。小中学校の卒業制作は坂東玉三郎さんの鷺娘や赤姫を題材にしたものでした。自分で描いてうっとりしていた気がします。
今でも、きもの姿の衿の形(衣紋の抜けという)や裾がきりっとしている様子・肩から袖へと流れる線にあこがれ、追い続けているといったところでしょうか。
高校生のころは歌舞伎熱にうかされ、こづかいのすべてを幕見と関係の冊子につぎこみ、ついでに演劇にのめりこみました。やや、現実逃避であったと今では思っていますが。
ある劇団の研究生になり、自分は表舞台より裏で人を支えるほうが性に合っていると気づき、裏方となります。
舞台を組んだり、本番中に幕を上げ下げしたり、紙吹雪を降らせたり、役者さんを暗転の中で誘導したり、これが天職だと心から思える日々でした。ただ、体力的にきつかった・・・ 身体を壊し引退
空っぽになってしまったとき、妹が「あんなにきものが好きなんだから、自分で着られるようになったら」と言ってくれました。 おお!!そうだった!!
そこからは着付けを夢中で学びました。初めから絶対に仕事にするつもりで着付け学院に入ったのです。
ところが、30人程でおこなわれるレッスンではあまりの不器用さにかなりの劣等生でした。不器用なので、理由付けがないと次へ動けないタイプでした。
これがのちに、教室に来てくれる生徒さんたちのレッスン中の心の動きが手に取るように分かるということにつながります。よく「何度同じ質問をしても、絶対にイやな顔しませんよね」と言われますが、するわけがありません。
不器用さを練習量のみで乗り越え、気付けば助講師になっておりました。ところが、企業が行う着付け教室には付きものの呉服販売で生徒さんにおすすめすること・生徒さんに長く通ってもらえるようにあまりコツは伝えないこと・「講師はすてき」であるために、生活感をださないようにすること、どれも苦手なことでした。
悶々としていたころ、息子の幼稚園でママ友に着付けを教える機会を作らせてもらえ、自分のしたい形でサークルを始めました。ママ友たちには今もずっと感謝しています。
きものは特別な日の、特別な人のためのものでなく、現代生活にはちょっと不便になってしまったけど、誰でも気楽に着られるファッションのひとつでありたいという思いを強く持っています。高い品を買わずとも、おばあちゃんのものだって譲り受けられるのは利点です。
着楽の合言葉は、『きものを着て大根を買いに行こう!』です。大根じゃなくてもいい、つまり普段でも気負わずにきものを着ましょう~ということですね。
人への着せ付けは「きものが好き」と「裏方気質」を同時に満たしてくれるこれまた最高のしあわせです。きものに袖を通したとき、お客さまが嬉しそうに、ときに高揚されるのを丁寧にお着付けすることで支えていきたいと思っています。
普通の自己紹介もしておきます。
うお座・バツイチ・息子が一人
好きなもの きもの・和髪・ウォーキング👞・水やグリーンのある風景🍁・カラオケ🎤・DIY🔨・ロック🎸
夢 もう一度バイクでツーリングする・ボイストレーナーにつく
こんな普通の人間がやっている着楽です。きものが気になっている方、遊びにいらしてくださいね。
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2020年9月15日
ようやく秋めいてきて、ひと息つけるころとなりました。
夏の疲れが出るころですのですし、相変わらずマスクが必要な生活ですので皆さん体調を崩さないように過ごしましょう。
さて、着付け屋 着楽も10月よりオンラインレッスンを取り入れることにしました。
自粛期間中から生徒さん方には、和装の講座と着付け実技レッスンを受けていただきました。
なにしろオンラインなんて初めてで、慣れないことなので、お試し期間としていましたが、淡々と準備をしてようやく新しくお誘いをできるようになりつつあります。
世の中の動向からするとだいぶ遅い気はしますが、そこは、満を持してということで!
いわゆる着付け教室としてご自身できものを着る講座と、和装についての講座を聞きたいことごとに申し込める形で行います。
きちんとご案内できるときまで、もうしばらくお待ちください。
楽しい外出が減っている今、おうちで着付けを習ってしまいましょう~!きっと非日常の時間を過ごして元気になれます。
和装講座はきものに興味はあるけれど、何だか色々分からないなぁと思っている方向けの基本のいろは講座です。オンラインならではの時間で質問や会話ができますので、誰に聞いたらいいか分からない着物のこと、是非、ご一緒に話しましょう。お待ちしております。
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2020年9月1日
今年もはや9月を迎えました。色々ありすぎていつにも増して時間を早く感じるという方が多いのではないでしょうか?
ちょうどひと月前、8月に入った日にここ神奈川県あたりは梅雨明けして、いきなりの厳しい日射しに気温が高くなりました。
それと同じように今日9月1日は昨日までとは打って変わって、エアコン要らずの過ごしやすい日になっています。
かつて学んだ着付け学院では、ついたち(一日)にはきっぱりと衣替えをすることが生活のめりはりとして良いと習いました。9月に入れば、きものは透けない生地の単衣になるということですね☝
日本は縦に長いし地球は温暖化しているしで、ある日を境にきっぱりは難しいところだと常々思っています。
でも、今日くらいほっと息がつけると「あ、あのきもの着ようかしら?」と思えるから不思議ですねぇ・・・
つまり、単純なのかな?いえいえ、自然や自分の身体の声に耳をすませて素直に動けるということでしょう!!
まだ30℃越えの日もあるでしょうから、無理なくきものを楽しめたらと思います。朝顔もまだ咲いてくれているし…
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2020年6月9日
すっかり夏を思わせる暑さになってまいりました!
紫陽花も昼間の日差しにあぶられてちゃってしんなりしています。やっぱり雨が似合いますねぇ。
さて元通りの生活とはいかないものの、世の中は“with corona”だとかいう新しい生活様式を取り入れながら、そろりと日常を取り戻す方向へ動きだしました。
着楽も6月より、通常営業として再開しております。
感染防止対策をしながらとはいえ、やはり対面でのレッスンは
活気があって
伝えたいことがちゃんと伝えられて
相手の想いも伝わってきて
とても贅沢な嬉しい時間なんですねぇ・・・・。
初心を忘れずに着楽の活動をしているつもりでも、
2か月もお休みをしたのちに、
感性を研ぎ澄ませた状態で臨むといかに惰性に任せている部分が多かったことか⁈
と気付くのでありました。
3年ほど前にちょっと体調を崩して入院し、6日間絶食したんです。その5日目に飲んだ “水” が甘くて甘くてこれが甘露というものかと驚いた記憶がよみがえりました。
慣れというのはおっかないものです。今はもう、ただの水になっちゃってます。
改めて、着物にまつわるあれこれが自分にとって、生業以上のものだと思いいたり、今後の着楽に反映させていこうと思っているところです。
こちらは、休業中に生徒さんがおうちでレッスンの様子を送ってくれたもののつづき💛
お嬢さんにモデルになってもらったところ大きくなったねぇ・・・
そして6月1週目のレッスンの様子やら・着た単衣の着物やら・景色やら大好きなモノやコトに囲まれて幸せです。